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岐阜ワイン合宿

岐阜県高山市久々野町。一人旅の帰り道で外観のおしゃれな酒屋さんを見つけて入るとワイン地質学の話が面白くって、あれから1年後にワイン会にボランティアとして誘っていただきました。
活動:年に2回程度
■ 過去の活動
岐阜ワイン合宿3
2024/11/30-12/1

今回で3回目となり、ありがたいことに常連となりつつある高山・久々野のワイン会。ちょうど一年前に坂本酒店さん主催・初開催のワイン試飲会にお招きいただいてから半年に一度、毎回お呼びいただいて、会場設営や受け付け業務など様々なお手伝いをさせていただいています。前回、前々回は朝5時起きで京都を出発しましたが、今回は前々回伺った際にリンゴ畑にまで軽トラで連れて行ってくださったもだに農園の谷口さんが、朝のうちにまたリンゴ畑を見せてくださるということで、過去最早の朝4時起きでの出発。飛騨・高山に入ると今年は色づきが遅めだった紅葉が綺麗に色づいていて、贅沢な今年初めての紅葉狩りに、車中でうっとり。



10時過ぎ頃もだに農園さんに到着すると、中の直売所でりんごの試食をさせてくださり、ふじ、シナノゴールド、レッドゴールド、王林、紅玉、、、など様々な種類からいくつか自分で選んで切って、いただきました。こんなに多くの種類のりんごから選べること、そしてそのどれを選んで食べてもとびきりおいしいことに感動と幸せをいただいたあと、直売所の裏のリンゴ畑へ。この日はまさかの高山で今年初めての雪の日で、リンゴの樹や果実の上に雪が積もって太陽の光をキラキラ反射していて、とても幻想的で白雪姫をほうふつとさせるような景色でした。ちょうど初雪の日に綺麗な雪りんご景色を見られたことに感動しつつ、もだに農園さんを後に。少し移動して坂本酒店さんに到着すると、坂本一家のみなさんがとびきりの笑顔で出迎えてくださり、そのあたたかさに第二のおばあちゃん家のような安心感さえ感じてしまいました。


今回も前回、前々回と同じように、お忙しい中あたたかい寝床や愛のこもった食事を用意してくださり、感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。お昼には今回も楽しみにしてしまっていたカレーをいただいたあと、試飲会場へ。の前に、今回も初来訪のメンバーがいたためワインセラーを少し見せていただきました。坂本酒店さんのワインセラーは、参加皆勤賞の私でも何回入っても感動するほどの品揃え。初めて入らせていただいた2人もその数と種類の多さに圧倒されていました。


会場に移動すると、既に前回、前々回と毎回お世話になっているインポーターさんなど皆さん着々と準備を進められており、私たちも経験者と初めてのメンバーに分かれて会場設営や運営のお手伝いをしました。やはり例年通り1日目の来場者の方のほうが2日目より多く、100人以上の方がいらっしゃったため、受付は混み合いましたが、経験者2人で対応したため前回、前々回よりはスムーズに受付できたのではと思います。来場者の多さから会場内も混み合っており、一日目はワインを注がせていただいているとあっという間に試飲会が終わったような感覚でした。ワイン会終了後は、例年のように早めに抜けさせていただいて近くの臥龍の湯という温泉に行き、4時起きの身体を芯から癒やした後、懇親会でワインのプロフェッショナルの方々と、ワインやご馳走をいただきながらたくさんお話しさせていただきました。個人的には、50年前のワインのあの醤油のような凝縮された香りが印象的で、時代を超えたワインに感慨深さを感じました。


二日目は朝食をいただいたあと、ワイン会場へ。前日、夜の温泉への運転係で試飲を我慢していた初来訪メンバーが覚醒し、お客さんと並ぶほどの飲みっぷりでさまざまなワインを試飲した上で、最終的には実家に箱ごと(12本)郵送を決めるほどでした。二日目は前日より来場者が少なかったため、顔なじみとなりつつある常連さんとお話させていただいたり、インポーターの方々とたくさんお話させていただけて、貴重なお話を聞くことができました。お昼にはキッチンカーのピザやクラムチャウダーをいただいて、あっという間に二日目も終了しました。


今回もたくさんお世話になりました。本当にありがとうございました。帰りはいつも通り下呂温泉に寄り、今回は帰京時間に制限がなかったため初めて下呂温泉周辺で夜ごはんを食べて帰ろうということになり、よくわからない「ボーリュムあります」と書かれた台湾料理屋さんに寄りました。メニューを見ると台湾ラーメンと好きな中華メニュー(ボーリュムあり)のセットで800円台と、本当にボーリュムのあるメニューでテンションがあがりました。おいしいご飯と温泉で最高の気分で山道を帰っていると、まさかのカモシカに遭遇。なにかいいことがあるかもと、なんだか嬉しい気持ちになる旅の締めくくりでした。


岐阜ワイン合宿2
2024/6/1-2

ついに昨年12月から待ちに待ち望んでいた高山のワイン会がやってきました。年に2回行われているというワイン会にお邪魔してお手伝いさせてもらいながら勉強させていただくという企画として昨年はじめてお世話になってからまたお声がけいただいて、今回再びお世話になることになりました。



前回の2日間でだいぶワインの知識が広がったという印象で、その後もちょっとずつ勉強を続けていて、ここ3か月くらいこのワイン会の日が来るのがずっと楽しみでした。今回も朝5時起きで京都を出発。飛騨・高山に入ると快晴の空に照らされた綺麗な川が車窓に見えてきて、車中で歌いながらあっという間に11時頃に高山に到着しました。お忙しいにも関わらず前回同様とても温かく迎え入れてくださって感謝も言い切れない程です。



お昼はご準備くださった中辛と甘口のカレーをいただいて、すぐにワイン会の会場へ。の前に、また地下のセラーを見せていただきましたが本当にここは博物館・美術館のような、ワインの世界観に惹きつけられるような素敵な場所です。フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、などなど貯蔵ワインの本数には驚かされます。


会場では50本のボトルがずらり。多種類の白、赤、ロゼ、スパークリングのワイン、産地も多種多様で有名なフランスやイタリアなど欧州諸国をはじめギリシャやポルトガル、ルーマニア、オーストラリア、レバノンのワインもありました。コンセプトは世界旅行みたいです。ぶどう品種シラーやメルロー、リースリングなどをはじめジョージア原産のサペラヴィ種やアシルティコ種など聞いたこともない品種も結構あったり、デラウエアやマスカットなどのワインもありました。京都の丹波のワインもありました。


1日目の土曜日は100人以上の方が来場されるということで、受付は開始早々多くの方で賑わい資料やグラスをお渡しするのに追われました。インポーターの方にも大変お世話になっていて、世界中のワインを試飲させていただき説明を聞いて注がせてもらいました。そして昨年と同じく地元の温泉に行き、その後の懇親会でご馳走とワインをいただきながらたくさんお話させていただきました。個人的には名前忘れちゃったけど、この日のために採っていただいていたというあのかしわ餅みたいな葉で包まれた高山の地元のお寿司が美味しかったです。



2日目は朝少し散歩をして朝ごはんをいただいてまたワイン会場へ。2日目になると、あ、この辛口の白のカリフォルニアのやつねとか、桃みたいな香りのやつねとか、特徴のわかるワインが段々と多くなってきます。今日は雨予報で朝も人が少なかったので油断していたらお昼ごろから賑やかになってきて忙しくなりました。昨年お会いして覚えてくださっていたお客さんもちらほら。気づいたら長話していました。



お昼には来ていたキッチンカーのベーグルとプリンやパンをいただいちゃって、そうこうしているうちにあっという間に2日目も終了しました。今回もたくさんお世話になりました。ありがとうございました。帰りにまた下呂温泉によってサウナで癒され至福の時間を過ごし、明日からの授業が信じられないという満足感でいっぱいで帰らせていただきました。




岐阜ワイン合宿1
2023/12/9-10

新潟・糸魚川から京都に帰る一人旅の道中、西洋風の洋館みたいな外観にふと引き寄せられたのが高山市久々野町にある坂本酒店という酒屋さんでした。その時に地下に広がる何千本のワインセラーと地質学の話に興味を持って以来、1年ぶりに試飲会のボランティアとして久々野に訪問させていただく話をいただき、朝5時起きの出発。まだ夜も明けない京都を立ち、4時間ほどで飛騨高山へ。12月で雪が心配でしたが運よく暖かい日で、気温は京都と同じくらいで良かったです。


お昼にカレーをいただいて早速試飲会場へ行くとワインが40本ほどずらり。泡・白・赤・アイスワイン・ホットワインなどなど沢山種類があって、産地もイタリアやドイツ・スペイン・カリフォルニアをはじめハンガリーやモルドバなど珍しいのもちらほら。日本の長野県高山村のワインもありました。そして昨年からこの久々野町で飛騨高山初のワイン製造を始めた方の、まだ非売品の限定ワインも。2年目ながらシャルドネ500本、ピノグリ100本の限定生産で、来年以降生産を伸ばしていかれるそうです。


一方ワインを注ぐ方は最初は全然分からなかったけど、上手な注ぎ方を教わって品種や銘柄をはじめ1本1本それぞれのワイン物語を聞いて、沢山飲ませていただいて、段々と注ぐボトルに勝手ながら愛着が湧くようになってきました。試飲会に来られる方は地元の方をはじめ県外からのお客さんも。全然素人だけど褒めてくださったり、色々話してくださったりで、あっという間に試飲会が終わりました。


地元の温泉に行った後、ワインを囲みながらの懇親会にも参加させてもらったのですが、おいしいご飯とワインに鹿肉のローストがでてきたり生ハムの原木(ハモンセラーノ)を切ってオリーブ油とバルサミコ酢でいただいたり最高でした。一緒にお仕事手伝わさしていただいた方、ジビエの話やりんご栽培の話も聞けてとても楽しかったです。泊まらしてもらった所の薪ストーブも普段は見ないもので、高山の木の香りと音に包まれてぐっすりでした。星もめっちゃ綺麗でした。



2日目は早朝に起き、昨晩お話いただいたりんご農園にお邪魔しました。7時頃に既に自家製アップルパイを焼かれてて、自分たちで作らせてもらったり、りんご畑・もも畑を見させてもらいました。収穫自体はもう終わっていたのですが、りんご農家の方あるあるでちょっとだけ自分たち用にりんごを残しておいて糖分が集まったところで秘かに食べるそうで、その残ってる紅玉という品種の絶品りんごを採れたて10秒でいただいてしまいました。


木の剪定の話も沢山聞かせてもらって、桃の枝のどこを切ってどういう木を形作っていくという話は盆栽みたいな力学みたいなすごく面白かったです。帰りに作ったアップルパイいただいちゃいました。帰ってきて2日目の試飲会もワインを注ぎました。土日で100人以上の方が来場されワインを試飲されて、自分たちも沢山勉強させていただきました。


あっという間の時間で、帰りに下呂温泉に寄って、イルミネーションの綺麗な街並みに癒されて、明日からの授業が信じられないという満足感でいっぱいで帰らせていただきました。沢山の方に大変お世話になりました。ありがとうございました。


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